御社の決算書の品質を高める3つの取組み
山口拓税理士事務所の提供する決算書の品質は以下の事項によって担保されています。
品質の高い決算書は税務当局や金融機関から高い評価を受けています。
山口拓税理士事務所では、原則として毎月お客様の会社を訪問し、業績把握の上、証憑書類等をつぶさに確認し記帳が正確に行われているか検証します(月次巡回監査)。データに誤りがあればその場で訂正の指導を行い、訂正がなされたことを確認します。このように、税理士や会計士が顧問先の企業の月次巡回監査を行うことで、記帳業務の適時性及び正確性が確保され、会社で作成された帳簿・会計データの信頼性が保証されることとなります。
企業への月次巡回監査により信頼性が確認された会計データは、さかのぼって改ざんされることのないように第三者である株式会社TKCに伝送され、伝送日付とともに保存されます。
そして決算完了時に、
① 当事務所による毎月訪問が行われ、月次決算が完了していること
② 決算書は税務署に提出したものと同一であること
③ 法人税申告書は当該決算書に基づいて作成され期限内に電子申告されていること
などを証明する「記帳適時性証明書」が株式会社TKCより発行されます。
これによって企業の会計データの形式的適正性が保証されます。
税理士や会計士の月次巡回監査を通して正確性が確認された帳簿に基づいて決算書や申告書が作成されますが、
山口拓税理士事務所では申告書に、
① 税理士がどの程度申告の内容に立ち入った検討をしたのか
② 税理士がどの程度責任をもって作成したのか
を明らかにする書類(税理士法第33条の2の添付書面)を原則として添付するようにしています。この書面添付によって税務当局に決算書・申告書の適正さをアピールしています。なお、この書面への虚偽記載は当該税理士が懲戒処分を受けることになりますので、このことからも税理士がその立場から決算書・申告書の実質的適正性を保証したことになります。したがって、税理士事務所や会計事務所は、自らが多大な責任を持って書面添付を実践していることになります。
書面添付の実践にはどのようなメリットがあるのか?
税理士による書面添付実践のメリットですが、決算書の信頼性の向上や税務当局・金融機関からの評価の向上が考えられます。さらに、書面添付された税務申告書を提出した場合には、税務調査の着手前に税理士に意見を述べる機会が与えられますので、税務当局の疑問が解消された場合には税務調査が省略される(調査に移行しない)という非常に大きなメリットがあります。忙しい経営者にとってこの点は非常に有用です。顧問先の会社の業績把握はもとより、月次巡回監査により顧問先の正確な帳簿作成のお手伝いをしている税理士だからこそ、自信と責任を持って書面添付を実践して参ります。
==著書の紹介==
「改正・税率引上げ・経過
措置と消費税実務」
(JPマーケティング(株))
近畿税理士会所属 |